VIA Technologies, Inc.
VIA at Work Truck Show 2020

現地取材:「初のワークトラックショー」

今週はインディアナポリスで開催されたワークトラックショーへの初出展で多忙を極めましたが、ここではVIA Mobile360 M800 シリーズの車載安全システムと、車両管理アプリケーション向けのD700 AI ダッシュカメラに多くの興味が寄せられている姿を目にして大変励みになりました。

ショーの会場をめぐり、他の展示製品を見るのも楽しいことでした。正直のところ、実際に自分の目で見るまでは、これらのトラックがどれほど大型であるか、わかっていませんでしたし、そのほとんどが台北の混雑した通りを走るには、あまりにも大きいものでした。

ショーでの人々との会話からすぐにわかったことは、アメリカのトラック輸送産業は、完璧な変化とまではいえないものの急速な転換期に突入している、ということです。自動走行トラックの開発は理論上、無数の人々の仕事を奪う脅威となりますが、実際は運転の仕事に興味を持つ若者が非常に減っているため、運転手不足が深刻化しています。その結果、オペレーターたちは、既存のスタッフや操作の効率を促進するために、車両管理、安全性、自動走行技術にさらに投資を行い、自動走行車の未来の基盤を据える必要があります。

VIAの戦略は、既存の車両管理に簡単に統合して、特定の条件を満たすためにカスタム化できるようなシステムやデバイスを開発することにより、このプロセスをできるだけ簡単にするよう取り組むことです。重要な要素の一つは、対象となる使用例に必要な機能を提供できるよう、さらに多くのカメラ、センサーやその他周辺機器を追加できうるよう、車載システムに十分なスペースを設けることです。

2つ目の重要な要素は、機能の豊富なSDKを提供して、AWSやMicrosoft Azureとシームレスに互換性を持てるように、アプリケーション開発とクラウド統合を容易にすることです。例えば、VIA Mobile360 D700はAWS IoT Core Qualified であるだけでなく、Amazon Kinetic Video Streams (KVS)のサポートも備えています。そのため、自動化された時間インデックス、暗号化、保持、アクセス方針、ライブ・オンデマンドの再生、AWS ML/AIとの事前統合などで、ユーザーがサーバーレスのビデオソリューションのメリットが利用できるようになります。

3つ目の重要な要素は、車両へのカメラの設置を迅速かつ便利にできるようなソフトウェア校正ツールを開発して、システムの設置を簡素化することです。これにより、貴重な時間を節約し、現場でのエンジニアリング・サポートが不要となります。当社は既にベータ試験を実行中で、今年第2四半期には皆様に製品をご利用いただける予定です。

今週開催される CONEXPO CON/AGG に来場予定の方は、是非、VIAのブースで車載安全に関するニーズにおけるVIAの取り組みをご覧ください。または、こちらまでお問い合わせください。

リチャード・ブラウン(Richard Brown)、VIAインターナショナルマーケティング、バイスプレジデント

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